求人を探す際の注意点とコツ
他の診療科に比べて眼科は人気が高く長く勤務している人が多いためなかなか求人が出ません。そのため、求人が出ると「締め切られる前に」とあまり条件を吟味せずに応募してしまう人がいますが、本当に自分に合っているかどうか分からないまま応募してしまうので働きはじめた後に後悔してしまうことがあります。ここでは眼科の求人を探す際の注意点を紹介していくので応募する前にぜひチェックしてみてください。
眼科=楽、とは限らない
「外来のみで夜勤がない」「祝日や日曜が休み」で楽な診療科だからという理由で眼科を選んでいる人もいるかもしれませんが、必ずしもそうとは限りません。入院設備があるところには夜勤もありますし、忙しくて残業が当たり前のところもあるからです。「お給料が高め」「手術件数が多い」「白内障の手術だけでなくレーシックなどの手術も行っている」「最新の医療を行っている」などをアピールしている眼科は仕事がハードな可能性があるので、事前にどんな雰囲気の病院なのか調べておきましょう。
眼科の看護師として知識や経験を深めたいと考えているのであればそのようなハードなところでも構いませんが、育児と両立したい人や健康上の理由がある人など楽な仕事を優先したい人には向いていません。その場合は「手術がない」「外来のみ」のところを選ぶといいでしょう。
ですが、眼科の主な収入源は手術なので、手術をしていないところは経済的にひっ迫している可能性があります。最低限の人手しかいないため、検査や診療補助など看護業務以外の雑用を負わせたり給与が低めだったりする場合があるので、表面的な条件だけで安易に決めるのはおすすめしません。
場所も考慮する
眼科は緊急性を要する患者さんが少なく外来で経過を観察することが多いので、総合病院や大学病院だけでなく個人クリニックも多く開院されています。クリニックには一軒家タイプだけでなくショッピングモールに入っているクリニックもあります。ショッピングモールに入っているクリニックは日曜日だからといってお休みになるわけではないので勤務がありますし、閉院時間がショッピングモールの閉店時間に合わせて一般的なクリニックよりも遅めになっている場合もあります。求人を探す際は「どのような場所にあるのか」も一緒に考えるといいでしょう。
詳しい情報を知りたいなら
求人を探す際はこれらの点を考慮しなければなりませんが、求人情報には最低限の情報しか掲載されていないため、それだけで判断するのは非常に大変です。そこでおすすめなのが看護師専門の転職エージェントです。求人の紹介だけでなく、内部の情報に精通しているので個人では調べきれない情報も細かく知ることができます。また、専属のアドバイザーが転職活動をトータル的に手厚くサポートしてくれるので数が少ない眼科の求人も確実に見つけられます。