転職エージェントから手厚いサポートを受けるコツ

登録するときは応募するつもりで入力する

転職エージェントに登録するときは名前や生年月日、性別や住所などの基本的な情報だけでなく、過去の経歴や保有している資格の種類、就業中か離職中か、希望や要望などを細かく入力することになっています。アドバイザーはこれらの情報をもとにしてそれぞれの希望に合う求人を探していくので、履歴書や職務経歴書などの応募書類を書くような気持ちで真剣に記入するようにしましょう。
転職エージェントは求人を紹介する機関ですが、採用担当者が満足するような人材を紹介するのが仕事なので希望しているからといってその求人に推薦してくれるわけではありません。エージェント内の選考を通過した人に求人を紹介するシステムなので、まずはアドバイザーの目に留まるように「有望そうな人だ」とも思われるような情報を入力するのがコツです。

すぐに転職する意思を伝える

転職方法の主流になりつつある転職エージェントを利用する人はどんどん増えてきており、今では数えきれないほどたくさんの人が利用しています。そのため、のらりくらりと適当にしている人よりも「すぐにでも転職したい」と意欲がある人を優先してしまうのは当然のことです。普段からメールや電話などでこまめに連絡して積極的に転職する意思があることを伝えるようにしましょう。そうすると他の求職者よりも早く求人情報を回してくれます。
よく「転職の意思はあるものの情報を集めて精査してから本格的にスタートしたい」と登録するだけ、の人もいますが、エージェントによってはサポート期間が決まっているところもあるので注意が必要です。特に期間が決まっていなくても、一定期間が過ぎたら連絡が途絶えてしまうところもあるので、もし情報を精査してから活動をスタートしたいのであれば最初の登録時にその旨を記入しておくといいかもしれません。

嘘はつかない

少しでも良い条件の求人を紹介してもらおうと過去の経歴を詐称したり持っていない資格を持っていると嘘をついたりする人がいますが、まったく無意味なことです。そのような嘘は書類選考や面接ですぐにばれてしまいますし、もしばれずにそのまま採用されても後で困るのは自分です。アドバイザーには嘘偽りなく正直に経歴や保有資格、スキルなどを伝えましょう。
ですが、中には嘘偽りなく話すことはすべて話すことだと思っている人もいます。「今働いている病院は上司と合わなくて」「患者さんが少なくて仕事がつまらない」など愚痴を話してしまうとマイナスアピールになってしまい、アドバイザーの心証も悪くしてしまいます。