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眼科でよくある目のトラブル:ドライアイ

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現代病のドライアイ

現代病ともいわれている「ドライアイ」ですが、ドライアイとは目を守る涙の量が不足したり質が崩れたりして均等に行き渡らなくなる目のトラブルです。目が乾くだけでなく表面や角膜に傷がつくこともあるので注意しましょう。

現代病のドライアイ

ドライアイの症状(1)目が乾く

パソコンやゲームなどで目を酷使していると目の乾きを感じますが、これはまばたきの回数が少なくなり涙の量が減少するからです。乾いた目は傷がつきやすくそのままにしておくと角膜や結膜にも大きな影響を及ぼしてしまいます。

ドライアイの症状(2)かすんで見える

ドライアイの場合、特に視力が悪いわけでもないのにものがかすんで見えることがありますが、これは涙が不安定になることで起きる現象です。涙が不安定なため視機能が低下してしまい、かすんで見えてしまうのです。

ドライアイの症状(3)目がゴロゴロする

涙の量が減ったり質が崩れたりすることでゴロゴロとした異物感を感じることがありますが、これもドライアイの症状のひとつです。

ドライアイの症状(4)目が疲れる

ドライアイはちょっとした症状なので疲れ目と勘違いしやすいのですが、そのままにしておくと傷がついて大変なことになってしまいます。少しでも違和感があるようなら眼科の診察を受けるようにしましょう。

ドライアイになりやすい人は?

ドライアイの患者さんは約2,200万人以上といわれていますが、不思議なことに病気としてあまり認識されていません。ですが、次の症状に当てはまる場合はドライアイの可能性が高いので注意しましょう。もしドライアイだと診断されても、医師の指示に従って日常生活を送れば症状が改善して快適に過ごせるようになります。
【普段からコンタクトレンズを使用している人】
コンタクトレンズを使用していない人に比べて目が乾燥しやすい状態になっています。目がゴロゴロする、充血する、などの症状がある人はドライアイの可能性が高いです。
【仕事で毎日長時間パソコンを使っている人】
パソコンの画面に集中してしまうとどうしてもまばたきの回数が減ってしまうためドライアイになりやすいです。まばたきの回数を増やしたりパソコンのモニターの位置を下げるなど工夫しましょう。
【日常的にエアコンを使う人】
ドライアイの症状のひとつが目の乾きです。日常的にエアコンを使う人は空調の風が顔に当たりやすいと思いますが、目がすぐに乾いてしまうので空調の向きを変えたり湿度をチェックしたりなどの注意が必要です。
このように、目に良くない環境で過ごすことが多い人は自分でも気をつけていくことが大切です。まばたきの回数を増やしたり湿度を上げたりなどさまざまな方法がありますが、気付いたときにすぐできるストレッチも有効です。

こちらのコラムでは目鏡やコンタクトレンズをつけたままでもできるストレッチが紹介されているのでぜひ参考にしてみてください。 目の10秒エクササイズ 東洋経済オンラインサイト

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